こんにちわ。シンガーソングライターのふわはるなです。
ライブにおいて、MCはお客さんに関心を持ってもらう為の、大事なポイントになりますよね。
しかし、知らないうちに、お客さんを不快にしてしまうセリフ・フレーズがあります。
今回は、使ってはいけない、MCの3つのパターンを紹介していきます。
ライブの際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
「練習不足です。」と言ってはいけない。
ライブ初心者の人で、「練習不足です。」とMCで言ってしまう事があります。
しかし、それはお金を払って来ているお客さんに対して、とても失礼に当たります。
「練習不足の演奏を聴くのかぁ。」とガッカリさせてしまいます。
ちなみに、お客さんからしてみれば、実際に練習不足かどうかは分かりません。
なぜなら、お客さんは、演奏については素人である事が多いからです。
つまり、練習不足かどうかなんて、あなたが「言わなければ分からない。」事がほとんどです。
例えるなら、水面では優雅に浮いて見える白鳥でしょうか。
実は水中で、彼らは足をバタつかせて泳いでいます。
白鳥が、「実はワイ、泳ぐ練習してないから、めっちゃ必死なんやで~。」とか言い出したら、ちょっと引きますよね。(笑)
「それ、言っちゃうの!?」と思ってしまいます。
「言わなければ分からない。」のであれば、自ら損になる事は言わない方がいいです。
よって、お客さんに対して、「練習不足です。」とは絶対に言わないようにしましょう。
自分を過小評価した発言はNG。
「どうせ自分なんて。」と思って、時には演奏が嫌になる事もあるでしょう。
しかし、MCで「下手ですみません。」といった、マイナス発言はしてはいけません。
これも、聴きに来ているお客さんに対して、失礼にあたります。
なぜなら、「貴方は私の下手な演奏を、時間とお金を使って聴きに来ているんですよ。」と言っているに等しいからです。
貴方は、「自分は下手です。」と言っている人の演奏を、聴きたいと思うでしょうか?
自分の貴重な時間やお金を、差し出したいと思うでしょうか?
お客さんの立場になって、考えてみましょう。
自分にとってマイナスな発言は、お客さんにとっても心証がよくありません。
自分で後から反省会する分には、過小評価は悪い事ではありません。
しかし、お客さんの為にも、MCでマイナスな発言はしないよう、心がけましょう。
内輪な話、マニアックな話をしてはいけない。
今日「初めまして。」と会う人に、友達にしか分からない話をするでしょうか?
それと同じで、お客さんは貴方が誰か、どんなバンドをしているのか等、全く知りません。
友人、知人にしか分からない話をすると、お客さんは疎外感を感じます。
「話が分からない。つまらない。」と思われてしまいます。
マニアックな話も、それが好きな人でなければ、話についていけません。
初めて会う人を前にライブする際は、疎外感を感じさせないようなMCを心がけましょう。
どうしても、マニアックな話をする際のポイント!
マニアックな話をする際には、
その単語を初めて聞く人でも、内容が分かるように話しましょう。
例えば、「DTMで曲を作っていて~。」といった作曲の話をした際に、お客さんの中には「DTM」を知らない人がいます。
※DTM=(デスクトップミュージック)、パソコンのソフトを使って作曲する方法。
その為、専門用語が出てくる時は、解説をしながら話しましょう。
または、「パソコンを使って曲を作ってるんだけど~」と、伝わりやすく言い換える等、工夫しましょう。
「さっきミスしました。」とは言わない。
演奏が終わった直後のMCで、「さっきミスしました!」と話し出す人がいますが、これもよくありません。
実は自分以外は、ミスに気付いていない事がほとんどです。
ボーカルなら歌詞を間違える事がありますが、そもそもお客さんが歌詞を丸暗記している可能性は低いです。
歌詞を間違えたとしても、「これも演出です。」と言わんばかりに堂々としていたら分かりません。(笑)
ミスをカミングアウトしても、
「えっ?全然分からなかったけど、、。」と思われるだけです。(笑)
最初の段落で述べたように、お客さんは、演奏について素人である事が多いです。
私の場合は、ピアノやサックスの経験がありますが、その他の楽器については全くの素人です。
その為、触った事のない楽器のミスについて、MCで話されて分からなかった経験がありました。
お客さんに「良い演奏だった。」と思って頂けたのなら、自ら評価を下げる事は言わないようにしましょう。
まとめ
以上で述べたように、ライブMCでは、使ってはいけない3パターンを覚えておきましょう。
そして、MCは演奏と同じように、実際にやってみない事には、本番どうなるか分からないものです。
失敗したと思っても、少しずつ改善していけば、余裕を持ってMCができるようになっていきます。
この記事が、誰かのお役に立てば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ふわはるな
Twitter→@fuwa_haru