初めてのライブ出演の為に、初心者が準備する8つの事! 

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こんにちわ。シンガーソングライターのふわはるなです!

初めてのライブ出演はドキドキして、楽しみと不安がありますよね。

まず練習はしておくとして、、、ライブって何を準備すべきでしょうか。

私が初めてボーカルのライブに出た時や、弾き語りをした時は、勝手が分からずアワアワする事がありました。

今から振り返ってみると、いわゆる「知識不足・準備不足」だったんだなぁと思いました。

ライブをする毎に段々慣れてくるので、何を準備しておいた方がいいのか、なるべく考えて準備するようになりました。

今回は初めてのライブ出演が決まった時、準備しておくといいのではと思った事を書いていきます。

まずは先にライブ告知と集客

ライブに出演する日が決まったら、ブログやSNSのアカウントがあれば、そこで早めに告知をしましょう。

早めにSNS上で告知をしたり、人に直接声をかけたりした方が、お客さんがスケジュールを空けやすいです。

せっかくのライブなので、友人や知人・家族に沢山声をかけてみましょう。

ライブハウスでレンタルできる楽器を把握しておく

ライブハウスによっては、備え付けの楽器があればレンタルさせてくれます。

有料である事が多いですが、手ぶらで行けたほうが楽・または特に機材にこだわりはないのであれば、その場でレンタルする事もありです。

セッティング表・セットリストの把握・提出

ライブハウスでは本番前に、セッティング表(セット図)・セットリストを提出する必要があります。

当日使用する機材の数や、曲順をライブハウス側に提出します。

照明さんや、音響さんが当日スムーズに対応できるよう、必須の物となります。

提出は当日のリハ前であったり、それより前に提出を求められる場合があります。ライブハウス毎に違うので確認してみましょう。

スムーズに提出できるよう、曲の順番・MCのタイミング・照明要望は早めに考えておきましょう。

セッティング表(セット図)とは

本番に使う機材、楽器のセッティングを書き込む表の事です。

マイクは何本使うのか、楽器は何を使うのか等、スタッフさんに提出します。

セット図は、書く際に使う記号があります。下記のようなサイトで解説してくれている人がいます。

ステージセッティングについて

他にもネットに色々のっているので、調べて参考にしてみてください。

セットリスト(セトリ)とは

曲の順番・MCのタイミング・照明要望を書き込む物です。

演奏者本人のタイムテーブルに近い物です。必ず与えられた時間内に収まるよう計算して書きましょう。

演奏時間がオーバーしてしまうと、スタッフさんや、他の演奏者さんに迷惑がかかってしまいます。

また照明の要望は、スムーズに提出できるよう、「この曲はこの色」というように、事前にイメージをしておきましょう。

セトリ作成における、曲の順番・MCのタイミング

今回、あなたが使える演奏時間は何分でしょうか。

与えられた演奏時間を元に、1曲毎の演奏時間と流れ。MCのタイミングを考えましょう。

ライブハウスの雰囲気や、出演順もセトリを決める基準になります。一度、ライブハウスに観客として下見に行く事も有効です。

またボーカリストであれば、自分がどの順番で歌えばやりやすいか、喉に負担がかかりにくいか等も基準になります。

 

セットリストの記入については、分かりやすいサイトを見つけましたので、下記へ転載してみます。参照してみてください。

ライブ出演当日の流れ:セットリストと照明要望の記入

 

機材の使い方を把握しておく事

ライブが初めてで機材の使い方に慣れていなかったり、

新しく買い換えた際に、使い方が分からないと本番に影響する可能性があります。

不安な部分があれば、使用方法を把握しておく等で、できるだけ不安要素を排除しておきましょう。

 

例えば電子キーボードだと、メーカーによってトランスポーズの方法が違ったりします。

※トランスポーズ→指使いはそのままで、キー(調)を変える事ができる便利な機能。

使う機材の使用方法は把握しておきましょう。

 

他には、メーカーが違う物どうしを接続したら、互換性がなくて使えなかった。という事もあります。

私の経験談を言うと、YAMAHAの電子ピアノに、CASIOのサスティンペダルをつけたら使えなかった。(爆!)

という事がありました。(笑) ※サスティンペダル→ペダルを踏んでいる間、弾いた音を伸ばす事ができる物です。

結局その時は、「自力サスティン」(可能な限り長く、手動でピアノを押さえつける恐ろしい技。笑)で頑張るはめになりました。(笑)

ぶっつけ本番で使用するのではなく、使用中にトラブルが発生しないか、試してみましょう。

事前に専門用語を覚えておくと役に立つかも

ライブ当日はリハーサルがあります。事前に専門用語を覚えておくと、役に立つかもしれません。

下記に一部を抜粋します。

上手・下手(かみて・しもて)

上手→客席から見て右側。舞台、演奏者から見て左側。

下手→客席から見て左側。舞台、演奏者から見て右側。

バミリ

ライブハウスのスタッフさん等が、ステージ上に目印として、テープでマーキングすることを「バミる」といいます。

リハーサル時に決めた位置に、楽器や機材をいったん移動した後も、確実に戻せるようにするための目印です。

「ばみる」とは「場(を)見る」が語源といわれる、舞台用語です。

逆リハ

出演順とは逆の順番で、リハーサルする事。

リハの最後が、最初の出演者になる。セッティングそのままで本番が始められます。

転換

前の演奏者が終わって、次の演奏者が入る時の「セッティング」の時間です。

前の演奏者はすぐに撤退し、次の演奏者は準備に入ります。

「転換時間は5分です。」と言われたら5分以内に撤退&準備しないといけない。という事です。

モニター/返し

ステージ上におけるモニター(または、返し)とは、ステージ上で演奏者に向けられるスピーカーの事です。

足元に置いてある黒い箱のような物です。よくロック・バンドで、これに足をかけて歌っている映像があると思います。あの黒いやつが実はモニターです。

(本来は足を置くものではありません。笑)

足元においてある事から「コロガシ」とも呼ばれます。演奏者はこれを聞きながら演奏します。

ステージ上と客席では、まったく違う音響空間となります。演奏者は自分が演奏しやすい音量かなど、リハーサルで音を確認します。

押し・巻き

押し→予定していた時間よりも、進行が遅れている事を指します。

「進行が押していて、」と言われたら、「進行が遅れていて、」という意味です。

巻き→予定していた時間よりも、進行が早い事を指します。

または、進行を急ぐ必要がある時に使われます。

「進行が押しているので、巻きでお願いします。」と言われたら、

「進行が遅れているので、急ぎで早めにお願いします。」という意味です。

あとはやっぱり、練習しておこう

本番は何が起こるか分かりません。準備万端でいても、思わぬトラブルがないとは限りません。

メンタル的に余裕を持って対応する為に、せめて体が勝手に動くくらいに練習しておけらば、

ある程度のトラブルには落ち着いて処理ができやすいです。自分の心を落ち着かせる為にも、練習しましょう。(笑)

当日に忘れ物をしないよう、前日にばっちり確認しよう

持っていく機材は準備できたでしょうか?

衣装は決めましたか?

女性だったら、お化粧する時間をどこで確保するか決めましたか?

 

なんだかんだいって、ライブ当日は移動やリハーサルなどでバタバタします。

当日に忘れ物をしないよう余裕をもって、できればライブの前日には、持ち物等を最低限確認ができると安心です。

そして良いパフォーマンスをする為に、前日の夜は早めに寝て翌日に備えましょう!

当日はリハーサルに備えて、早めに行動しよう

出演者はリハーサルの為に、本番より数時間はやく、ライブ会場に集まる必要があります。

出演者さんが沢山いる場合は、リハーサルに使える時間がそれぞれ短いので、時間を守って行動しましょう。

ところで、リハーサルでは何をするのか

リハーサルでは音響等のチェックの為に、軽く音を出します。モニターから聞こえる自分の音を確認します。

ボーカルの返し(モニターの音)の音量がもっとほしいとか、必要に応じて音響さんにその場でお伝えします。

だいたい自分が演奏しやすければ、それでOKです。あまり気負わずにやりましょう。

まとめ

以上に書いたように、初めてのライブには、考えうる範囲で余裕を持って準備をしましょう。

なるべく準備をしておければ、気持ちに余裕を持って本番を迎える事ができます。

あなたの初めてのライブの際に、参考になれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

ふわはるな

インスタグラム→fuwaharuna