こんにちわ。シンガーソングライターのふわはるなです。
「ブレストレーニングって、つまらないし、面倒くさい。」
という所が本音ですよね。
私も昔、大嫌いでした。笑
でも、歌う前に、ブレストレーニングはした方がいいんです。
スポーツと同じように、歌もウォーミング・アップ(ストレッチ)が必要です。
するとしないとでは、歌いやすさが違います。
今回は「面倒くさがり屋さん」でもできる、
たった2分のブレストレーニングを、紹介していきますね。
もくじ
ちなみに、なぜブレストレーニングをするのか
普段の生活で、呼吸は浅くなりやすいです。
スマホ、パソコン漬けですと、猫背になりがちです。
猫背になって、胸の骨格が狭まると、肺が広がりにくくなります。
また、仕事などで緊張する事も影響して、呼吸は浅くなりやすいです。
「姿勢」を整えて、「息」に「声」を乗せたものが「歌」になります
ブレストレーニングをしておく事で、
横隔膜を動かして行う、「腹式呼吸」のウォーミングアップになります。
※歌には腹式呼吸が向いています。
その為、歌う前にやっておいた方がいいです。
1セットは20秒!2分間の簡単なブレストレーニング
デジタルでも、アナログでも、秒速が分かる時計があるといいです!
では、順番を書いていきますね。
【その1】3秒で、鼻から吸います。
【その2】2秒、そのまま止めます。
【その3】15秒で、口から吐きます。
「3+2+15=20秒」です。これで「1セット」です!
これを連続して「6セット」行います。
合計で2分のトレーニングです。
方法について、さらに下に書いていきますね。
【その1】3秒で、鼻から吸います。
リラックスした状態で立ちます。また、足は少し開きましょう。
息を3秒かけて、鼻から吸います。
【その2】2秒、そのまま止めます。
吸っていた息を2秒、そのまま止めます。
息を止める時は、体のどの部分も、力まないようにしましょう。
力んでしまうと、この後の呼気(吐く息)に影響がでます。
「喉の空間は開いているけど、息は流れ出さない感覚」が意識できると良いです。
これは、「もう少し、息が吸えそう。」という感じがします。
この感覚は、良い発声をする為にも役立ちます。
イメージとしては、映像の録画を見ていた時に、
一時停止ボタンを押すと、映像が「静止」しますよね。
「止める」と意識すると、ブレーキを踏むかのように、力んでしまいやすいですが、
「静止」している状態だと思いましょう。
【その3】15秒で、口から吐きます。
15秒かけて、口からゆっくりと、息を吐きましょう。
「1セット=20秒」×「6セット」で2分!
1セット20秒を6セット、連続して行います。
1セットだけでは、呼吸の感覚が分かりません。
1セット目と、6セット目、それぞれの感覚を覚えておきましょう。
そして、それを比べてみましょう。
最初の1セット目は、たった15秒でも、吐くのがつらいです。
しかし、まずは連続して2分間行ってみてください。
1セット目より、6セット目の方が、「楽に15秒吐けた事」に気付きます。
また、吐く事を意識した深い呼吸は、副交換神経が優位になり、リラックスできます。
※副交感神経=夜間などの、休む時に活動する神経。
リラックスして、気持ちいいと感じる事ができれば、
ブレストレーニングも苦になりません。
そして、声を出さずにできるので、場所を選びません。
いつでも、どこでもできるメリットもあります。
まとめ
歌う前のブレストレーニングは、横隔膜を動かすウォーミングアップになります。
最初は「面倒くさい!」と誰しも感じます。
しかし、実際にやってみると、歌いやすくなります。
2分でできるので、ぜひ試してみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ふわはるな
Twitter→@fuwa_haru