さぼり癖・怠け癖を克服する方法

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こんにちわ。シンガーソングライターのふわはるなです。

「やらなきゃいけない」って分かっているのに、怠け癖が出て、全然進まない事ってありますよね。

 

私は子供の頃、夏休みの宿題が終わらなかった事があります。(笑)

放課後の学校の図書館で、先生が仕事をする傍ら、私は宿題を終わらせていました。(笑)

 

歌を習うようになってからも同じことがいえました。

歌の先生には「練習しないといけない事を、自分で分かってる癖にどうしてやらないの?」

と、しょっちゅう怒られていました。(´ω`)

 

それからも月日はながれ、(笑)

とある先生が「根性論で練習するのではなくて、脳の仕組みを勉強すると、自分で自分を動かしやすくなるよ!」と言ってくれました。

 

それまでに「脳はそもそも怠け者だ」という情報はなんとなく聞いた事があったのですが、

「それについて調べる」という事は思いつきもしませんでした。私にとっては「目から鱗」の概念でした。

 

良い事聞いたな。と思ったので、同じように怠け癖に困っている方がいらしたら、参考にして頂ければ幸いです。

なぜ人は怠けてしまうのか?

人が怠けてしまう原因は脳にあります。脳はもともと怠け者であると言われています。

脳自体は24時間365日活動しているのですが、体がもしも24時間365日をずーっと活発に活動していたら、体が参ってしまいますよね。

脳が怠ける事で体はリラックスする事ができます。脳が怠けるのは、生命維持の為でもあるのですね。

脳は新しい事が嫌い?「ホメオスタシス」の現状維持プログラム

人は「ホメオスタシス(恒常性)」という働きによって生命活動を維持しています。

※ホメオスタシス(恒常性)とは外部環境の変化対して、内部環境を保とうとする働きです。

 

例えば、外の気温って毎日違いますよね!

でも人間などの恒温動物は、生存に適した温度に体温を一定に保つ事ができるので、生きていく事ができます。

これはホメオスタシスの働きのおかげです。

(体温が外気温と同じ43度、、となったら大変な事になってしまいますよね。)

 

生命維持にかかせない、大事なホメオスタシスの働きですが、これは人の心にも同じ事がおこります。

新しい事を始めるという事を、脳は脅威に感じるのです。

 

例えば太古の時代、住み慣れた土地を捨てて、新しい土地へ移動しようとした人類がいたとしましょう。

でも新しい土地で生きていけるのかな?道中に肉食動物に襲われたら?

すごーく危険な賭けですよね。太古の昔に新しい事を始めるという事は、死に直結する危険な事だったのです。

 

でも今の時代はどうでしょう。新しい事を始めたら、死に直結するでしょうか?

今はインフラは整っているし、病院があるし、薬も買えるし。。

太古の時代に比べたら、そこまで危険ではないですよね。

新しい事を始めても大丈夫なんです。では新しい事を始めて、挫折しない為にはどうしたらよいでしょうか。

日常生活に少しずつ組み込んで、習慣化してしまおう

歯を磨く。お風呂に入る。朝起きたらコーヒーを沸かす。通勤・通学にいつも同じ電車に乗る。。。

上記の事って日常生活に組み込まれている事ですよね。また、気付かないうちに習慣化されている事でもあります。

新しい事がこの動作と同じようにできるようになったら理想的ですよね。少ないストレスで継続する事ができます。

大切な事は、少しずつ日常生活に組み込む事です。いきなり全力でやろうとすると脳はストレスを感じて続きにくくなってしまいます。

目標は高く設定しすぎない!

新しい事を始める時に挫折しがちな原因に、目標を高く設定しているという事があります。

目標を高く設定する事は素敵な事です。

しかし、「いついつまでにこれを必ず終わらせて、この時期までには私はこの場所まで到達している。」

という高い目標を設定して、モチベーション高く実行できる人もいれば、そうでない人もいます。

 

以前、生徒さんを指導する方に聞いた話ですが、

目標を高く設定する事で、高いモチベーションに繋がり作業が進む人がいます。

しかし、逆に理想通りに作業が進まず、その時に自分を責める人がいるそうです。

自分を責めると今度はモチベーションが下がってしまう。すると作業効率にも影響する。という悪循環に陥るとの事です。

高い目標を設定するのは向き・不向きがあるので、必ずしもおススメはしないと言っていました。

 

無理を感じたら目標の設定が高すぎるのかもしれません。

目標が高すぎてモチベーションが下がってしまったら勿体ないですよね。

小さな事から習慣化・最初は5分以内でOK!できたら自分を褒めてあげて!

前述したように、脳は怠け者です。

いきなり目標を高く設定してしまうと、脳はストレスを抱えてしまいます。

まずはできる事から少しずつ始めましょう

今日は本を1ページ読む。5分だけ部屋の片づけをする。最初はそんな事で大丈夫です。

え?そんな事で意味があるの?と思うかもしれませんが、その一歩を軽くみてはいけません

過去の挫折を振り返れば、その一歩ができないだけで、もしも毎日実行していたら1年でどれだけの時間になったでしょうか?

習慣化する事で、今日は本を1ページ読むより2ページ読もう。部屋の掃除は5分ではなく10分やろう。

というように段々物足りなくなって、習慣化できるようになります。そうなればこっちの物です。

 

脳は新しい習慣を受け入れるようになる事で、省エネモードに入ります。

つまり、習慣化に落とし込む事に成功すると、意識しなくても行動できるようになるのです。

今度はやり続けなければ気持ちが悪いと思うようになります。

日々のモチベーションに左右されなくとも、行動ができるようになります。

最初の一歩を踏み出す事ができたら、自分で自分を褒めてあげましょう。(笑)

行動に強制力を持たせる為に、人と会う予定をいれる事も有効的

行動を習慣化する為に有効な手段として、人と会う予定をいれる事は強制力があって効果があります。時間の管理をせざるを得なくなる為です。

「この時間までにこの作業を終わらせなきゃ!」という状況に追い込まれると、逆算して行動する事ができます。

着替える時間や、待ち合わせ場所に向かう時間を確保しなければならないですからね。

それに、作業が終わった後に、気分転換として人と会う楽しみをいれると、その為に頑張れますよね!

どうしてもモチベーションが上がらない時はどうすればいいのか?

人間ですから、どーーーーっしても気分が乗らない事は絶対ありますよね。

体だって動かしたくないし、ベッドから絶対出たくないし!で、そのままそこから出れずにグズグズと夕方を迎えます。(笑)

 

そんな時は、何でもいいから体を動かしてみましょう。

体を動かすというのは、運動するとかではないですよ。

 

何でもいいので一旦、ベッドから出る口実を自分で作るのです。

例えば「コーヒーだけでも沸かすか。」「今日は何の予定もないけど、ほっぺにチークでも塗ろうかな。」

と、それだけです。

すると、たったそれだけでも、ベッドの中にいた時よりは思考が晴れてきます。

それができたら自分を褒めてあげてください。(笑)

 

行動をきっかけとして、習慣化を促進する事は有効なポイントです。

例えば、朝起きて顔を洗う為には、洗面台の前まで行くという事がきっかけになっています。

これは人が無意識に行っている習慣です。

 

パソコンで作業・勉強する事を習慣化したい場合は、ますパソコンの電源を入れる所まで行動を持っていきましょう。

その行動をきっかけとして、習慣化までの一歩を踏み出す事ができます。

 

まとめ

勉強や、新しい事を始める事は、自分自身にとってとても良い経験ですね。

しかし、今の時代は情報が沢山あって、無料で楽しめる物もあって、正直誘惑がとても多いです。(笑)

そんな誘惑に負けずに、良い習慣を身に着けていけるようにお互い頑張りましょう!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

ふわはるな

Twitter→@fuwa_haru